単独調査に乗り込んだ
ハカセたちがかつて暮らした故郷
青で覆われた球体の名は
チキュウと呼ばれているらしい。
白いフードに身を隠した
この眼に宿るはカメラのレンズ
数多の足音に紛れて
貴方がくれた足で歩いてる
街角で見上げるモニタが映すものは
センソーだとか、エキビョーだとか
ドーホー同士で滅ぼし合っては
シカバネの山喰らってんのか?はい
消えゆく命にまた明日
未来悟った機械じかけの歌
温かなココロ抱いてたって
全てが惨めで愛しく思えてしまうだけ
光に群がるマスメディア
しらを切ってしらけた知らん顔
他人の不幸は何とやら
この惑星の人類は、実に愚かだ
♪
心身疲弊仕事帰り
物陰に謎の影 貴方は誰?
どうやら記憶が無いようだ
差し伸べた手に触れる冷たい手
都会の空に漂う夜風と戯言
凡人だって、底辺だって
天才ばっかの狂った世界で
御伽噺に浸ってんだよ!なあ
どこまで行こうかドライブカー
ふたりぼっちじゃまるで駆け落ちね
井の中で淡い夢見てたって
世の中そんなに甘くはないこと知ってるから
探しに行こうか宝島
気が滅入った現実離れてGO
真面目に生きてりゃ報われるって
信じちゃってた私は、実に馬鹿だな
人口密度のイカれたディスコで
多幸に酔っては潰れた秩序へ
陳腐な倫理と酸素の欠如が
老若男女が辿った末路か
よりどりみどりの多文化社会で
息を殺しては生き場所探して
理由もわからず人間まがいの
健康的な生活に憧れた
遥かな宇宙の彼方から
燃えて散った儚き星屑が
ストロボみたいに瞬いた
こんな夜は私の手を取って
踊りましょう、さあ
消えゆく命にまた明日
未来悟った機械じかけの歌
温かなココロ抱いてたって
全てが惨めで愛しく思えてしまうだけ
探しに行こうか宝島
もうハイになって壊してしまうのさ
真面目に生きてりゃ損をする
この惑星の人類は、実に愉快だ!
♪
- 作詞
Ro2noki
- 作曲
Ro2noki
Ro2noki の“機械少女と三十路OL”を
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