Lyric

一つしかない傘は君にあげるよ

濡れないように

愛して哀されて　枯れていったね

二人の花

沢山泣いたと君が笑い、沢山笑ったと僕が泣く

交われない未来を　2人で探したんだ

どんな些細な喧嘩だって、どんなくだらない話だって

君とだから僕とだから、うまくやれていたのに

運命ならば　繋ぎ止めればよかった

誰より大切だから

ひとつしかない傘は君にあげるね 濡れないように

これを罪と呼ぶなら

どんな罰だって受け入れるからさ

もう一度君に会いたい ベタな台詞だけど

いくら叫んでも 雨がかき消した

「ずっと愛してる」

僕にとって君は薬みたい　君にとって僕は薬みたい？

処方箋代わりに舐め合った傷痕

何かを崩した僕が憎い　変わらず君の影が消せない

お揃いの香水は、部屋に染み付いて痛い

愛してるだけじゃ　君は満たせないみたい

誰より大切なのに

ふたりぼっちの傘の下は世界に君と僕だけみたい

馬鹿みたいな夢でも

二人ならきっと叶う気がしたのに

水溜りが映した　君の後ろ姿

降り止まない雨が　咲いた花の中君を攫ってく

どうして大事なものって　無くすまで気づかないんだろう

どうして無くしたものって　無くす前より大事なんだろう

狭くても一緒の相合傘

君だけが濡れていたの？

ひとつしかない傘はいつか返して

やっぱ終われないよ

これを罰とするなら

どんな罪だって犯すからさ

もう一度君に会いたい ベタな台詞だけど

いくら叫んでも 雨がかき消した

「ずっと愛してる」

「きっと変わらないよ」