歌詞

水の中に閉じ込められて

底が見えない夜に溺れていく

息ができない深海に

溺れた魚みたいだ

世界という波に身を委ねて

同じ形に育った僕たちは

はぐれてしまわぬように

群れをなして大きく見せる

正論で着飾ったアクアリウム

みんなの正義で汚れていく

周りが濁って見えなくなった

誰かが綺麗にしてくれる？

薄暗い水槽で1人

水面（みなも）に映った光がきらり

浮かんで足掻いては泣いた

汚い夜の波が拐った

叫んで　泡になって

藻搔いて　波を立てた

誰も気づいてくれない

自分に光る鱗があるなら

この汚い世界を照らして

道しるべになれたらとか

出来もしないこと考えてた

心から溢れたモノで

僕の水槽にヒビが入り割れる前に

がらす玉の中にしまい込んだ

隠すように底に沈めた

世界を変えられると思ってた

僕が一滴落ちただけで

水に溶けた自分の色が

濁った水を透明にする

薄暗い水槽で1人

水面（みなも）に映った光がきらり

浮かんで足掻いては泣いた

汚い夜の波が拐った

叫んで　泡になって

藻搔いて　波を立てた

誰も気づいてくれない

水面に相反した感情が乱反射

周りには真っ白に見えてるんだ

誰かこの箱をひっくり返して

濁った僕を　救って

薄暗い水槽で1人

水面（みなも）に映った光がきらり

浮かんで足掻いては泣いた

夜空に輝く月が映った

叫んで　夢になって

もがいて　水面に浮かんだ

1番汚れた綺麗な水槽