Lyric

藍を落としたような嵐の中で

降りしきる痛みに傘もなく溺れていたんだ

羽根のない身体 空を焦がれた

壊れそうな思いを胸にギュッと抱えて

「ここではないどこかへ」

滲む現在地 そこまで届いたら

透明なこの声は 伝う光になれるのかな

今 世界が見放した 涙がひとりになる前に

ここで会えたね 手をとって 歩ける

綺麗で忘れられない瞬間をフィルムに閉じ込めて

理由に変えてくよ

いつまでも歌うフライバイ

消えない傷ばかり背負った足跡

嵐の中でずっと歩いてきた証明

命の証明

示す現在地 どこまで歩いたら

透明なこの歌は 向かう居場所になれるのかな

今僕が手放した 涙がひとりになる前に

君に会えた 触れる体温 伝わる鼓動

同じ雨に打たれて それでも同じにはなれないね

それが嬉しいんだよ

いつまでも聴こえる フライバイ

壊れそうな思いは そっと空に投げたら

約束になる

羽根はなくても

君と僕を繋ぐ

歌になる

寂しさは消えないね

だからずっと側にいれるね

消えない傷が 消えない 証明

今涙が出会った瞬間をフィルムに閉じ込めて

理由に変えてくよ

いつまでも 誓う

このまま 痛みも抱いて

君まで歌うフライバイ