Lyric

答えのない空白は

不思議だなって触れる気持ち

形のない羽を広げて

青い空へと

溶けてゆく思い出が

続く未来を繋ぎ止めた

伝わらない言葉ばかりが

軌跡になってゆく

ガラクタになった私だけ

立ち止まってしまうこの場所で

鮮やかに堕ちてゆく

あの鳥のように飛べたなら

並べた世界の中から

今だけ選んでくれたら

確かな正解はないけど

忘れたい青さは透明だ

叶えたいのは私だけ

壊れてゆくこの街と

サヨナラの結末は

いつかは溢れて曖昧だ

またどこかへ

流れてゆく景色さえ

私だけを取り零した

時計仕掛けで崩れてゆく

約束だってこと

おとぎ話の1ページ

まだ探している青い鳥

変わらないその鐘の音が

響き渡るこの箱庭で

蓋された籠の中から

逆さになったあの空を

飛び回れたらひとり

こんなにも迷わないのにな

まだ泣いている

今見た夢

ただ堕ちてゆく

青い空へと

別れたあの飛行機雲みたいに

描かれた軌跡

確かな正解はないけど

忘れない覚悟は鮮明だ

満たされた願い事

答えてよこの声に

サヨナラと私だけ残した

世界の一瞬は

あぁ綺麗だ