

ラララ… 朝焼け前の 風のように
くしゃくしゃのユニフォーム 誰も気づかぬ影
教室の隅で ヒーローを夢に描いた
「強くなれ」 胸で錆びる紙の剣
夕焼けの埃が 頬を染めた
優しさを ポケットへそっと折りたたみ
震える手で 志願書に名を記す
Gentle soldier hear the beating of your heart
汗ばむ trigger 指が滑っても
「だいじょうぶ」と 顔で嘘をつき
夜だけが 真実を知っている
守りたい ただ 守りたい――
愛を掲げる 小さな flag
朝焼け色の基地 擦れた掌
折り返しの手紙 結びは「平気だよ」
休日の街で 君が笑った
ポケットで転がる 小さなリング
未来という地図を ふたりで広げ
祈りを縫い込む 迷彩の袖口
Gentle soldier hear the beating of your heart
娘の指は 手を離れずに
“世界がこの子のぶんだけ柔らかでありますように”
願いを弾薬箱にしのばせた
守りたい ただ 守りたい――
自分より 遠く
黒い見出しと 深夜の指令
硝煙が郵便受けを染める
「すぐ帰るよ」と 砕けた笑顔
胸の奥で 時間が止まる
焼けた風に 鉄の味が残り
朝が生まれては 瓦礫に消える
Gentle soldier hear the beating of your heart
誰も勝たない 落ちる火の雨
「味方」と「敵」の間で子守歌が裂け
守るはずの街が 煙を上げた
守りたい ただ 守りたい――
その鼓動が まだ生きてる
爆撃の裂け目から 空を探す
向こうの兵も 誰かの「ただいま」だろう
それでも 今 銃口は吠える
――誰が得をする? 砲煙が答えを隠す
Gentle soldier hear the beating of your heart
祈りは 轟音より大きく
君が銃より先に 歌を覚えたなら
希望は いつか辿り着く
守りたい ただ 守りたい――
その鼓動が 夜を照らす
ラララ… 心臓の鼓動を聞け
ラララ… 夜明けがほどけるまで
- 作詞者
Junya
- 作曲者
Junya
- プロデューサー
Junya
- ボーカル
ラムダ

ラムダ の“Gentle Soldier -hear the beating of your heart-”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
CHEAT-CHAT SYNC★RUSH
ラムダ
- 2
Eat Together,Live Louder
ラムダ
- 3
風と空と君のこと
ラムダ
- 4
ふとんでミノムシ
ラムダ
- 5
無名の軌道
ラムダ
- 6
Stay Inside My Skin
ラムダ
- 7
声明
ラムダ
- 8
浴衣の君と、夏がはじまった。
ラムダ
- ⚫︎
Gentle Soldier -hear the beating of your heart-
ラムダ
- 10
言葉にならない「サイン」
ラムダ
『Voices in Ten Frames』は、まるで10枚のフィルムを繋ぎ合わせたように、ひとつひとつの「瞬間」と「感情」を丁寧に切り取ったコンセプトアルバムです。
疾走する友情のエネルギー、誰かと食卓を囲む幸せ、遠く離れても消えない風と空の記憶、布団の中でだけ正直になれる弱さ、名前のない軌道をそれでも歩いていこうとする強さ──。
喜び、後悔、葛藤、愛しさ、孤独、勇気。
どれも人が生きる上で避けて通れないリアルな感情を、10曲それぞれが異なる色と温度で奏でていきます。
ロックの衝動からバラードの静けさまで、ジャンルを越えて広がる音は、まるで10人の語り手が順番に自分の物語を語りかけてくるよう。どの曲も“特別な誰か”に宛てた手紙のようであり、同時に、“過去の自分”へ向けたメッセージでもあります。聴き進めるたびにアルバム全体に一本の線が浮かび上がり、気付けばあなた自身の「10枚目のフレーム」がそっと心の中に刻まれていきます。
ここにあるのは、派手な奇跡ではなく、日々を生きる中で確かに聞こえてくる小さな声たち。それらが重なり、時にぶつかり、やがて一つの大きな鼓動となって鳴り響く。このアルバムが、あなたの今日を支える“もうひとつの声”になれますように。
アーティスト情報
ラムダ
ラムダは、AIと人間の境界線を軽やかに越える次世代シンガー。切なさと解放感が交差するエモーショナルな J-Pop/ロックを、息をするようなハイペースで発表している。作詞・作曲・プロデュースはクリエイター Junya と生成 AI の共作。未読無視の胸の痛みから夜空の花火の高揚まで、リアルな 10 代・20 代の日常をドラマティックに描き出す。「全点滅都市で、あなたの心だけは見失わせない」それがラムダの約束。
ラムダの他のリリース
Lambda Records



