

遠ざかる足音 朝焼けに溶け
気付いた時には もう ドアの向こう
改札の風 ふわり 匂いを残し
ぎこちない微笑み 最後のピリオド
「またね」が聴こえそうで 息を止めた
指先だけで サヨナラを描く
未練と分かっても 追いかける視線
残光のきらめきを 見落としたくなくて
言葉にならないサイン 胸を刺す
振り返らない背中が すべてを語る
ありがとうも “待って” も 飲み込んだまま
握りしめた温度だけ 置き去りのまま
くしゃくしゃのチケット ポケットで泣く
微睡みのベルが 時を曖昧にする
笑い声の残像 スローモーション
時計の針だけが やけに速い
引き留める勇気と 見送る優しさ
その狭間で 揺れたまま 立ちすくむ
言葉にならないサイン 夜に溶け
さよならじゃなく 息継ぎだったのかもしれない
走り出す影 遠ざかる影
本当に終わりかさえ まだ確かめられない
もう “自然な再開” なんて あり得ないと知った
昨日のままじゃ もう息ができない
君は “過去の人” になる それが痛みでも
だからこそ わたしは前だけを選ぶ
踏み出す一歩が すべてを書き換える
――鳴り止まない鼓動で 未来を開くまで
言葉にならないサイン 胸の奥
無音のフラッシュが ページを捲る
追いかけた後悔と 追いつけた奇跡
どちらを抱えても それでも生きていく
- 作詞者
Junya
- 作曲者
Junya
- プロデューサー
Junya
- ボーカル
ラムダ

ラムダ の“言葉にならない「サイン」”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
CHEAT-CHAT SYNC★RUSH
ラムダ
- 2
Eat Together,Live Louder
ラムダ
- 3
風と空と君のこと
ラムダ
- 4
ふとんでミノムシ
ラムダ
- 5
無名の軌道
ラムダ
- 6
Stay Inside My Skin
ラムダ
- 7
声明
ラムダ
- 8
浴衣の君と、夏がはじまった。
ラムダ
- 9
Gentle Soldier -hear the beating of your heart-
ラムダ
- ⚫︎
言葉にならない「サイン」
ラムダ
『Voices in Ten Frames』は、まるで10枚のフィルムを繋ぎ合わせたように、ひとつひとつの「瞬間」と「感情」を丁寧に切り取ったコンセプトアルバムです。
疾走する友情のエネルギー、誰かと食卓を囲む幸せ、遠く離れても消えない風と空の記憶、布団の中でだけ正直になれる弱さ、名前のない軌道をそれでも歩いていこうとする強さ──。
喜び、後悔、葛藤、愛しさ、孤独、勇気。
どれも人が生きる上で避けて通れないリアルな感情を、10曲それぞれが異なる色と温度で奏でていきます。
ロックの衝動からバラードの静けさまで、ジャンルを越えて広がる音は、まるで10人の語り手が順番に自分の物語を語りかけてくるよう。どの曲も“特別な誰か”に宛てた手紙のようであり、同時に、“過去の自分”へ向けたメッセージでもあります。聴き進めるたびにアルバム全体に一本の線が浮かび上がり、気付けばあなた自身の「10枚目のフレーム」がそっと心の中に刻まれていきます。
ここにあるのは、派手な奇跡ではなく、日々を生きる中で確かに聞こえてくる小さな声たち。それらが重なり、時にぶつかり、やがて一つの大きな鼓動となって鳴り響く。このアルバムが、あなたの今日を支える“もうひとつの声”になれますように。
アーティスト情報
ラムダ
ラムダは、AIと人間の境界線を軽やかに越える次世代シンガー。切なさと解放感が交差するエモーショナルな J-Pop/ロックを、息をするようなハイペースで発表している。作詞・作曲・プロデュースはクリエイター Junya と生成 AI の共作。未読無視の胸の痛みから夜空の花火の高揚まで、リアルな 10 代・20 代の日常をドラマティックに描き出す。「全点滅都市で、あなたの心だけは見失わせない」それがラムダの約束。
ラムダの他のリリース
Lambda Records



