生欲のジャケット写真

歌詞

いばらの掌

日淡水玉

優しい言葉は苦手なの

言えずに 目を背ける

あの日の傷は癒えたのと

言えば 嘘になりそうで

明日を約束されないぼくらは

まだここに居たいと願う

君とは違うと

張り詰めていたように

それも運命なのと

孤独の群れに紛れて

たったひとりを探して

自分さえ見失って

血も涙も枯れ果てた

傷だらけの腕で抱きしめた

誰かが怯えて逃げた

助けたかっただけなのに

手は冷え切っていた

優しい言葉は苦手なの

誤魔化し笑うのも慣れた

あの日の傷は癒えないと

言えば嘘とわかってる

明日を もう

信じられないぼくらは

ただ朝が来ないことを願う

耐えられない闇の中で

息も出来ず沈んでく

それも運命なのと叫んで

奪われた未来を望んだ

優しい言葉は苦手だ

戻れない過去を思うような

優しい言葉は苦手だ

希望も祈りも無駄だと何度も

繰り返したって伝わらないから

握った いばらの掌

血の滲んだ痛みしか

要らない

要らない

知らない

消えたい

  • 作詞

    日淡水玉

  • 作曲

    日淡水玉

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  • 1

    明ける終焉

    日淡水玉

  • 2

    かみさまごっこ

    日淡水玉

  • 3

    夜の惑星

    日淡水玉

  • 4

    通電

    日淡水玉

  • 5

    やわらかな不自由

    日淡水玉

  • ⚫︎

    いばらの掌

    日淡水玉

死にたくて、死にたくて、
死にたくて、生きたい。
矛盾しているようで只ひとつの祈り
「生欲」
より一層の愛憎苦しみの渦からその鼓膜へ、
生死と愛憎と色欲と怨念を込めて。
日淡水玉 2nd Album『生欲』。

アーティスト情報

  • 日淡水玉

    鍵盤弾き語りで東京都内を拠点に活動する女性アーティスト。 一日一分一秒を生きる逃れられない愛憎の苦しみの中で、「生きなくたって良い。それでも最後にもう一度笑いたいから、まだ生きることを諦められない」生と死の葛藤を歌詞にし、音楽創作活動をしている。 『生きることをやめたい全ての人へ 明日を生きたい全ての人へ この言の葉が届きますように』

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