Lyric

大概にしてよ ブラウンめいた光で

本来の色に見えない系か、また

相対を統べろ

家の蛍光灯が悪いのか

ほとんど罠だろ、これ

大敗にキスしてもなお

高値じゃない恒久に手伸ばして

愛くるしいなまったく

遺物に吐き捨てるそれじゃあ、また

解釈を述べろ

キリギリスはなんで歌っていたのか

問答の是非次第で

朝顔の日記はページを終える

バックなしじゃバックれてしまう

I 巣食う 千載一遇

あやし、有耶無耶なパーテーション

白い目の行く先、

どうせ礼堂は昇降機だったってオチ

I 巣食う 千載一遇

危ふしや てにをはが泣いてんの

一気呵成しろと言い聞かせ

文字化けた看板に向かう

I 巣食う 千載一遇

劇的でも刺激的でもないよ

どうしようもない場所が見たいな

献上品で手の内が尽きました

ってさ、どうしようないね

殻を割ったら銀鏡

1人じゃ暗闇すら照らせない

君たらしめる物がないの

それじゃ空っぽと同じじゃないか

I 巣食う 千載一遇

金槌と釘抜きの摩天楼

赤い目の瞬き、

どうせ正体は犯人だったってオチ

I 巣食う 千載一遇

危ふしや てにをはが泣いてんの

信じられるように言い聞かせる

文字化けた看板に向かう

利害関係は恋にならないのかしら

奉行不在の三方一両損

誰もかれも不幸でいたいのだろう

「自分が悪かった」で

済ませられない

純潔な主義は往々にして、

肩を持たれがちで嫌になんだよ

などと申し上げていますが

どうせ 同じく過つのでしょう

I 巣食う 千載一遇

あやし、有耶無耶なパーテーション

酷い目にあったのは、まあ、

どうやらお互い様だったってオチ

I 巣食う 千載一遇

危ふしや てにをはが泣いてんの

愛用してる計りはヴィンテージ

壊れてたって気にしちゃいないの

I 巣食う 千載一遇

金槌と釘抜きの摩天楼

蓮の傍は土足厳禁

ドレスコードは心得てるつもり

I 巣食う 千載一遇

危ふしや てにをはが泣いてんの

下書きなしの清書が至上？

それこそ不誠実ってもんじゃないの

I 巣食う 千載一遇

線分の位置、既に迷走中