歌詞

雪の降らない町の恋人よ

いま、君に会いに行くよ。

「雪を見たことがないの？」

驚いた日のこと、覚えてる

「どんな味かしら？」

微笑んだ目のこと、覚えてる。

世界は回って

雪は舞って

君は笑って

僕は固まって、でも

３つ数えたらすべて元通りさ。

ねぇ、触ってみてよ

僕は　変わってしまうから

雪の降らない町の恋人よ

いま、君に会うために

見えない壁も壊せそうな気がしてる。

「海を見たことがないの？」

私だって驚いた、覚えてる

「どんな味なんだい？」

悪戯でだましたい、「甘いの」と。

季節は回って

瓶に入った

船を見せたら

あなたは見入って

「瓜二つ！」そう笑ってしまった

すごく愛しくって。

ねぇ、笑ってみてよ

私も　変わってしまうから

海を知らない町の恋人よ

いま、あなたに会うために

見えない壁も壊しさって行きたいの。

触れたいの！

私、本当は知ってた

あなたには触れやしないこと

僕も本当は知ってた

触れたなら、すべては溶けること

雪が白くって　本当によかった

「イマ」を現像しても

ひとつも色褪せることはないから。

ねぇ、変わってみるよ

僕ら　笑って生きてゆこう

恋を知らないままの僕たちは

どんな顔で笑ってた？

偽物の雪が「本当」より綺麗だった、あの日のこと。