歌詞
錆雨
ReNgA, 花響 琴
歩き疲れて
街の片隅
ヒール片手に
雨に打たれて
錆びついた街中に
滴る亡霊
沈みゆく世界
元には戻れない
朝も昼も夜も
夢見心地 幻覚?
瓦礫に囲まれ
教えてください
私が誰なのか
皆がどこに消えたのか
ロウソク吹き消して
欲しかったセルロイド
笑顔がたくさん
雨に流され
パーツを失い
錆びつく回路
壊れた歯車
元にはもう戻らない
朝も昼も真夜中も
人身御供さながら
佇む一人で
教えてください
青空はどこに?
Ahどこにある?
破壊をさせ合う
人工知能
破滅の歴史
刻まれて
消えては浮かぶ
思い出の
少女の笑顔
錆びつく色に
染められて
踊り出すの
街の片隅
ヒール折れて
あなたが笑うの
明日はコンクール
拍手いっぱいの
ステージ待つの
見ていてください
幾千の星に
幾万の物語
幾億の記憶は
誰のため
Ah
朝も昼も夜も
誰もかれも
何もかも
さよならの世界
教えてあげます
やり直すための
滅びた大地に
錆びた雨
教えてください
私だけなぜに
消え去らない
この身体
教えてあげます
彼女の記憶
忘れぬための
アンドロイド
- 作詞
ReNgA
- 作曲
ReNgA
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錆雨
ReNgA, 花響 琴
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錆雨
ReNgA, 花響 琴
ReNgA(レンガ)待望の3rdシングル「錆雨~SABIU~」リリース!
ある一人の少女が歩んだ人生と、瓦礫の山に埋もれた一体のアンドロイドが紡ぐ二つの物語。それは平和だった過去と滅亡の未来を交叉する悲しみの歴史。人類が滅んだ後に、自らをも破壊しあった人工知能が最後に残そうとしたもの、それは皮肉にも人類の記憶だった。
遠く懐かしい旋律に、雨の慕情サウンドが激しく、そして切なくほとばしる。錆びついたアンドロイドもまた滅んでいくだけなのか、永遠の癒しが訪れるのか、それは誰にもわからない…