

初めて会った あの春に
空がやけに あたたかくて
風が静かに 頬を撫でて
世界が 春になった
季節が巡る たびごとに
近づいては 遠ざかって
君と並んで 歩くだけで
桜が咲いた 気がした
花びらが頬を かすめると
君との距離を 確かめた
君の隣にいると
春が 深くなった
桜みたいに君は去った
風とともに消えていった
追いかける間もなく
春が終わっていた
手を伸ばしたその先で
花びらだけが舞い残った
あの日の眩しさが消えない
それから何度春が来ても
桜の色が薄く見えて
君がいたあの満開が
心に刻まれたまま
今年も同じ木の下で
見上げたけれど咲かなくて
過ぎる季節だけが
僕を置いていく
気づけばまた
この場所にいる
蕾がほころぶ朝を
今年も待っている
桜みたいに君は去った
風とともに消えていった
追いかける間もなく
春が終わっていた
手を伸ばしたその先で
花びらだけが舞い残った
あの日の眩しさが消えない
あの日から時が止まって
蕾は今も息を潜めて
また君の名前を
呼びそうになる
桜みたいに君は去った
風とともに消えていった
追いかける間もなく
春が終わっていた
手を伸ばしたその先で
花びらだけが舞い残った
あの日の眩しさが消えない
今年も蕾を見上げている
君が戻る春を
まだ待っている
- Lyricist
NANATO
- Composer
NANATO
- Producer
NANATO
- Other Instruments
NANATO

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Hana Gumori
NANATO