歌詞

あなたの

その涙も苦しみも僕の中に残ってる

生きてゆく理由など

それだけで 十分さ

ゆらゆらと伸びた 影法師

君は俯いて 一人寂しそうに

胸の鍵を閉ざした

カタイカタイ扉で

僕はそれを開こうとして

立ち尽くしている

あなたのその涙も 喜びも

僕の中に残ってる

手繰り寄せて一つにして

織りなすもの そのカタチ

抱えて歩いていく

どこまでも歩いていく

くらがりに揺れた 淡い光

君は見えないと 声を震わせて

命懸けで伸ばした細い細い指先

僕はそれを掴もうとして

もがいている

あなたのその叫びも 苦しみも

僕の中に残ってる

手繰り寄せて 一つにして

息づくもの そのカタチ

みにくいはずがない

それだけは 知ってるよ

あなたのその涙も喜びも

僕の中で輝いて

今でも胸を焼いて 立ち尽くした

僕のそばで問いかける

息がつまり捨てかけた

この背中を押すように

「ずっと繋がってるよ

会えなくなっても」

生きてゆく理由など

それだけで 十分さ