歌詞

耳を擘く　１日の始まりを告げる喧騒

僕だけいないこと誰も知らない

太陽は僕には眩しすぎたの

あたたかい陽だまりにさよならを告げよう

濡れた毛布に包まれ思い出していた

涙を笑顔で隠していく日々を

もう二度と傷つきたくないんだよ

逃げることは悪くないでしょ？

生きることは素晴らしいですか？

この命に価値はありますか？

心臓ひとついらないものが増えただけ

僕は　ゆらゆらゆらゆらり

結って揺られて揺蕩う言葉の中

酔いはいらないの、甘さだけ

そうずっとずっと感じていたい

ほろほろほろほろり　隠して流した涙は

ああ　誰も気づかないままなのね

それなら何もかも忘れて

「おやすみ。」

夜は安心する　誰も僕を見ていないから

寝るのは怖い　僕しか僕を見てないから

薄暗い部屋の隅で　耳を塞ぎ独り待っていた

いつかこの心臓が止まる日を

僕は　ゆらゆらゆらゆらり

あっちこっちに揺られる優柔不断

君のせい、だとか僕のせい、とか

逃げ癖がついた弱い人

ふわふわふわふわり　微睡んだ逆夢で

ああ　幸せな夢に酔っていたい

朝なんて来ないままでいい

それだけ。

ぐらぐらと天地も定まらない世界で

必死にしがみつき　平気なフリして立ってた

もう寝転んでいいいよね

もう笑わなくていいよね

もう目覚めなくていいよね

僕は

僕は　ゆらゆらゆらゆらり

結って揺られて揺蕩う言葉の中

酔いはいらないの、甘さだけ

そうずっとずっと感じていたい

ゆらゆらゆらゆらり　また夢に溺れてしまう

ああ　忘れる日が来るから

忘れる日は来るのかな？

いつか心臓が止まるまで

いつか目を覚ます時まで

「おやすみ。」