

『歩幅だけ合わせて』
「いいじゃんお前は人気者」
軽く叩かれ笑われて
そう見えるように作っただけ
本当はずっと必死だった
誰かの期待に合わせるたび
中身だけが擦り減っていく
夢を語れる友達の目が
痛いくらいに眩しかった
勉強も運動も恋愛も
全部そこそこ出来るけど
“これだけは負けない”なんて
胸張れるものは無かった
将来とか聞かれるたびに
それっぽい答え探して
気づけば自分の言葉より
空気読む方が上手くなった
#平均点のまま大人になる
笑顔のままで沈んでいく
みんなと同じ速度で歩いても
心だけ
ずっと遠くで立ち止まってる
小さい頃に憧れてた
名前も忘れたヒロインは
今の私を見て
何て言うかな
ランドセルの底に残った
折れた色鉛筆みたいに
夢だったはずの何かさえ
思い出せなくなっていた
ガラスの靴だった気がする
赤いリボンだった気もする
物語より確かなのは
“なりたい”だけだったこと
放課後みんなで歩く道
同じタイミングで笑って
同じ歩幅で進んでても
私だけ進めてなかった
大人になるってことは多分
何かを捨てることなんだと
分かったふりして頷いて
本当はまだ怖かった
#歩幅だけ合わせて生きてる
嫌われないを選ぶたびに
少しずつ声が消えていく
“自分らしさ”なんて言葉だけ
綺麗すぎて苦しくなる
あの日 ページを捲るたび
胸を光らせてくれた子は
こんな未来まで
知ってたかな
ねぇ
もしもまだ胸の奥で
あの子が眠ってるなら
「なんで諦めたの?」って
怒るかな
それとも
泣きながら
「ここまで生きてくれてありがとう」って
笑うかな
#平均点のまま終われない
誰にもなれない今日だって
“私”だけは置いていきたくない
歩幅を外して
ひとりぼっちになったとしても
名前も忘れたヒロインが
まだ胸の奥で光るから
やっと少しだけ
息ができた
- Lyricist
takanori kondo
- Composer
takanori kondo
- Producer
DAMOMA
- Vocals
DAMOMA

Listen to I wonder if the heroine from back then would dislike the me I am now. by DAMOMA
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