うつろいノクタリアのジャケット写真

歌詞

消滅可能性都市

神託ROID

規則的に並ぶ窓の光

同じ色で止まったまま

反射だけが残る街路

足音のない交差点

高く伸びたビルの影

輪郭だけが空を切る

風はあるのに揺れないまま

すべてが静止している

ここにあるのに触れられない

温度だけが失われてゆく

ここにあるのに触れられない

灯りだけが残っている

息をしていないこの街は

音もなくひかり続ける

無音のままで美しい

変わらないままほどけてゆく

わたしだけが見ている夜

まだここにあるのに

閉じたままのガラス越し

何も映さない内部の影

同じ角度の光だけが

繰り返されている

遠くに見えるその輪郭

近づくほどに薄れてゆく

確かにそこにあるはずの

形が定まらない

消えないまま残っている

名前だけが思い出せない

ここにあるのに触れられない

灯りだけが残っている

息をしていないこの街は

応えずにひかり続ける

無音のままで美しい

動かないままうつろってゆく

わたしだけが見ている夜

まだここにあるのに

  • 作詞者

    神託ROID

  • 作曲者

    神託ROID

  • プロデューサー

    神託ROID

  • マスタリングエンジニア

    神託ROID

  • プログラミング

    神託ROID

うつろいノクタリアのジャケット写真

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月が砕ける音から始まる、終わりと回帰の物語。

『うつろいノクタリア』は、
見慣れた景色が、少しずつ遠い記憶へ変わっていく様を描いた、コンセプトアルバムです。

悲しげなメロディと、エレクトロニクスな重低音を重ね、
もう戻れない過去と、やがて訪れる新しい世界の境界を表現しました。

月が砕け、夜は重なり、都市は息を失う。
名前を失った風景の先で、春は墓標のように残され、
最後には、記憶の唄だけが響く。

終わりゆく世界の中で、
それでも残るものを、あなたの耳で確かめてください。

アーティスト情報

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