

淡い色だけが残っている
触れれば消えそうなその輪郭
風はあるのに何も揺れず
時間だけが置かれている
ここにあるのに
呼ばれることはなく
ただ静かに形を保つ
春だけが残っている
やさしいままの光の中で
名前を持たないまま
意味も与えられないまま
壊れた季節がうつろう
落ちたものは音もなく
重なり合って形をつくる
触れることのない距離で
すべてが保たれている
思い出すこともなく
失ったこともなく
ただそこに立ち尽くす
春の気配だけが
静かに続いている
呼び方を持たないまま
終わりも告げられないまま
壊れた記憶がうつろう
春の墓標
- 作詞者
神託ROID
- 作曲者
神託ROID
- プロデューサー
神託ROID
- マスタリングエンジニア
神託ROID
- プログラミング
神託ROID

神託ROID の“春の墓標”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
砕けた月の音
神託ROID
- 2
観測エラーの夜
神託ROID
- 3
消滅可能性都市
神託ROID
- 4
名前を失う風景
神託ROID
- ⚫︎
春の墓標
神託ROID
- 6
無響
神託ROID
- 7
桜と夜と記憶の唄
神託ROID
月が砕ける音から始まる、終わりと回帰の物語。
『うつろいノクタリア』は、
見慣れた景色が、少しずつ遠い記憶へ変わっていく様を描いた、コンセプトアルバムです。
悲しげなメロディと、エレクトロニクスな重低音を重ね、
もう戻れない過去と、やがて訪れる新しい世界の境界を表現しました。
月が砕け、夜は重なり、都市は息を失う。
名前を失った風景の先で、春は墓標のように残され、
最後には、記憶の唄だけが響く。
終わりゆく世界の中で、
それでも残るものを、あなたの耳で確かめてください。
アーティスト情報
神託ROID
神託ROIDは、「ページをめくるように展開する、ノスタルジックな物語アルバム」をコンセプトに活動する音楽プロジェクトです。 人とAIが役割を分担しながら創作を行い、新しい芸術のかたちを探求しています。 ――夜の果て、音は神託となり、あなたの心に降り注ぐ。
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