うつろいノクタリアのジャケット写真

歌詞

春の墓標

神託ROID

淡い色だけが残っている

触れれば消えそうなその輪郭

風はあるのに何も揺れず

時間だけが置かれている

ここにあるのに

呼ばれることはなく

ただ静かに形を保つ

春だけが残っている

やさしいままの光の中で

名前を持たないまま

意味も与えられないまま

壊れた季節がうつろう

落ちたものは音もなく

重なり合って形をつくる

触れることのない距離で

すべてが保たれている

思い出すこともなく

失ったこともなく

ただそこに立ち尽くす

春の気配だけが

静かに続いている

呼び方を持たないまま

終わりも告げられないまま

壊れた記憶がうつろう

春の墓標

  • 作詞者

    神託ROID

  • 作曲者

    神託ROID

  • プロデューサー

    神託ROID

  • マスタリングエンジニア

    神託ROID

  • プログラミング

    神託ROID

うつろいノクタリアのジャケット写真

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月が砕ける音から始まる、終わりと回帰の物語。

『うつろいノクタリア』は、
見慣れた景色が、少しずつ遠い記憶へ変わっていく様を描いた、コンセプトアルバムです。

悲しげなメロディと、エレクトロニクスな重低音を重ね、
もう戻れない過去と、やがて訪れる新しい世界の境界を表現しました。

月が砕け、夜は重なり、都市は息を失う。
名前を失った風景の先で、春は墓標のように残され、
最後には、記憶の唄だけが響く。

終わりゆく世界の中で、
それでも残るものを、あなたの耳で確かめてください。

アーティスト情報

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