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能面 (Japanese Band Repertoire Vol.3)

東京佼成ウインドオーケストラ & 小田野宏之

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アーティスト情報

  • 東京佼成ウインドオーケストラ

    1960年5月、立正佼成会附属の「佼成吹奏楽団」として発足し、その後1973年に「東京佼成ウインドオーケストラ」へ改称。2022年4月より立正佼成会から独立し、「一般社団法人東京佼成ウインドオーケストラ」として活動する日本が世界に誇るプロ吹奏楽団。 桂冠指揮者にフレデリック・フェネル、正指揮者に大井剛史、特別客演指揮者にトーマス・ザンデルリンク、首席客演指揮者に飯森範親、ポップス・ディレクターに藤野浩一を擁している。また、歴代の指揮者陣には汐澤安彦、宇宿允人、平井哲三郎、ダグラス・ボストック、ポール・メイエなどが名を連ねている。 発足以来、吹奏楽は専門性の高い音楽家集団によって演奏され、舞台芸術として鑑賞されるべきという考えのもと日本中にその素晴らしさを広めていった。その活動は国内にとどまらず、1989年のヨーロッパツアーを皮切りに、現在までに30都市45回の海外公演を行い、日本の吹奏楽文化を世界に広めることとなった。特に1984年にフレデリック・フェネルを常任指揮者に迎えてからの活動は目覚ましく、吹奏楽を音楽芸術の域へと高め、演奏会やレコーディング、クリニックを通して吹奏楽の普及と発展に大きく貢献した。 著名な指揮者やソリストを招聘し意欲的なプログラムと共に吹奏楽の可能性を追求し続けている。これまで「定期演奏会」では、秋山和慶、飯守泰次郎、沼尻竜典、下野竜也、川瀬賢太郎、原田慶太楼、ラドミル・エリシュカ、ユベール・スダーン、カーチュン・ウォンなどクラシック界でも話題の豊富な指揮者や、石田泰尚(ヴァイオリン)、金子三勇士(ピアノ)、宮田大(チェロ) など多彩なソリストを迎えている。 その他にも全日本吹奏楽コンクールの課題曲を披露する「課題曲コンサート」、参加型の公演「吹奏楽大作戦」など吹奏楽の魅力を様々な角度から発見してもらうため趣の異なる自主公演を開催している。 音楽文化全体の裾野を広げる活動として近年ではゲーム・アニメ、映画などの音楽を楽しめるコンサートをキョードー東京などと開催し、『ドラゴンクエスト』、『エヴァンゲリオン』や「ジョン・ウィリアムズ」などの幅広いファンから支持を得ている。また、青少年の情操教育への貢献を掲げ、文化庁主催「文化芸術による子供育成推進事業」の実施団体として採択され各地で巡回公演を行うなど子供たちに優れた舞台芸術を鑑賞する機会を数多く提供している。 音楽芸術の更なる発展に寄与するため、作曲の委嘱にも力を入れている。真島俊夫の『三つのジャポニスム』をはじめ、伊福部昭、アルフレッド・リード、フィリップ・スパーク、松下功、藤倉大、高橋悠治、酒井健治、保科洋など国内外の著名な作曲家に委嘱を行い、これまでに49曲もの新しい作品を世に送り出している。 レコーディングにも積極的で日本コロムビア、ユニバーサルミュージック、キングレコード、ポニーキャニオンなどから多数のCDがリリースされている。黛敏郎管楽作品集『トーンプレロマス55』を岩城宏之の指揮で録音し平成11年度文化庁芸術祭「レコード部門」優秀賞を受賞。その他のCDもレコードアカデミー賞を3度受賞するなど高い評価を得ている。全日本吹奏楽コンクール課題曲の参考演奏の収録にも長年携わり、1972年から続いている大人気シリーズ「ニューサウンズ・イン・ブラス」のほぼ全ての演奏を担当している。 メディアへの出演も数多く、近年ではテレビ朝日系列「題名のない音楽会」、NHK「ららら♪クラシック」、「クラシック倶楽部」、NHK-FM「吹奏楽のひびき」などに出演。そのほか、毎年の正月恒例「箱根駅伝」のテーマ曲『Runner of the Spirit(作曲:久石譲)』の演奏を担当している。 (2023年4月現在)

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  • 小田野宏之

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