氷の国とアオイハルのジャケット写真

歌詞

氷の国とアオイハル

うたうましゅまろ

むかしむかし

王子の住むこの氷の国は

千年ものあいだ 春を知らずに眠っていた

白い城でひとり ため息ばかりついて

今日もまた同じ景色だと思っていたんだ

だけどその日 聞こえてきた

キュッと弾む小さな足音

出会いは突然 氷の上で

ふわっと笑う女の子がころんと転んだ

真っ赤なほっぺに きらきら光る瞳

「こんにちは」ってその声が

僕の冬をとかしていった

彼女はほんとに素朴で可愛くて

雪の結晶みたいに透きとおる

花の話をするたび手を広げて笑うと

国から雪が溶けていく気がした

ふたりの影が重なったとき

国が少しだけ色を取り戻した

これが運命なら もう逆らわない

僕は気づいた 彼女こそ春の魔法だって

小さな手をそっと握った瞬間

千年ぶりに風が歌って

国中が息を吹き返した

ころんでも笑うその強さに

何度も心を救われた

彼女を守りたいと思った時

僕の冬は完全に終わった

そして花が咲いた 国に光が満ちた

彼女は僕の“いちばん”であり続けてくれた

世界一のお姫さまと呼ばれた日

手を握りながら思ったんだ

氷の上であの時出会えた奇跡こそ

僕の物語のすべて

めでたしめでたし

  • 作詞者

    うたうましゅまろ

  • 作曲者

    うたうましゅまろ

  • プロデューサー

    うたうましゅまろ

  • バックグラウンドボーカル

    うたうましゅまろ

氷の国とアオイハルのジャケット写真

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    氷の国とアオイハル

    うたうましゅまろ

王子様が住む国は、1000年続く氷の国
氷の国に訪れた少女が王子様と恋に落ちる
春が来る

そんな物語を歌詞にしました。

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