空に還る声のジャケット写真

歌詞

空に還る声

かっつぁん

風が髪をとかすように

静かに季節がめぐってく

やさしさに気づけたとき

少しだけ心がほどけた

あの日流した涙さえも

今では ぬくもりのように

そっと背中を押してくれる

“忘れない”は 歩き出す力

空に還る声がある

それは誰かの祈りだった

言葉より深く届くものが

この胸に 今も息づいてる

風が教えてくれた

私もまだ歌えると

立ち止まった夜のなかで

微かな星を見上げていた

失くしたと思ってたものが

ちゃんとここに残っていた

ひとつひとつの出会いさえ

永遠じゃなくてもいい

心に咲いた記憶たちは

今を照らす光になる

空に還る声がある

それは誰かの願いだった

涙より静かな強さで

未来へとつながってゆく

手をのばした先に

答えはなくてもいい

遠い日のことも 愛しくて

思い出じゃ終わらせたくない

この胸の鼓動が続くかぎり

誰かの空に届きますように

空に還る声がある

それは私の祈りだった

言葉より確かなぬくもりを

風に託して今 歌にする

季節が巡っても

心だけは 忘れないままで

  • 作詞者

    かっつぁん

  • 作曲者

    かっつぁん

  • プロデューサー

    かっつぁん

  • サンプリング元のアーティスト

    かっつぁん

空に還る声のジャケット写真

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    空に還る声

    かっつぁん

目に見えないけれど、確かに感じるもの。
風に乗って届く声、記憶のなかで今も息づく優しさ。

「空に還る声」は、別れや喪失の先にある“癒し”と“再生”を描いたバラードです。

遠くなっていく誰かの存在。
言えなかった言葉、残したかった想い。
それでも、心の奥に残る“あたたかさ”は、時を超えてあなたを包んでくれる。

ピアノとストリングスがそっと語りかけるように始まり、
やがて空に祈りを捧げるように、感情は静かに高まっていく。
これはただの別れの歌ではなく、
「ありがとう」と「また歩いていくよ」という“希望”を届ける一曲です。

今、空を見上げる誰かの心に、
この声がそっと届きますように――。

アーティスト情報

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