

既読つかない
駅を出たあとの
明るい画面のまま
最後に送った言葉だけ
上に残っている
閉じればいいのに
そのままにしていて
歩く速度だけが
少し遅くなっていた
さっきまでいた場所も
まだ遠くないはずで
戻る理由だけを
探してしまっていた
既読つかない
終わったはずなのに
ここに残ってる
返事じゃなくて
時間だけ過ぎていく
改札の外のベンチで
座るでもなく立ったまま
通知音が鳴るたび
違う名前を見ていた
電車はもう来ないし
帰る方法もあるのに
決められないまま
画面だけ見ていた
送らなければよかったと
思えるほどでもなくて
消す理由もないまま
残してしまっている
既読つかない
戻らないことだけ
ちゃんとわかってる
それでも言葉だけ
置いてきたみたいで
読まれないままの方が
終わらない気がした
既読つかない
あの夜のままで
止まってる
返事が来ないことより
動けないままだった
既読つかない
それだけだった
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

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アーティスト情報
YOHAKU
言葉にならなかったものを、そのまま残す音。 静かなトラックに乗せて、日常の中にある違和感や余白を描く。 特別じゃない時間、名前のつかない感情、 消えなかったものだけを拾い上げるように。 強くは言わない。 でも、確かにそこにある。
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