歌詞

真っ当に生きてきたつもりだが

何ひとつとして報われちゃいない

誰かを呪う為今日も歩いてる

他人が如何だとか興味無い

だけど踊らされて阿呆みたい

いつか牙を剥くその時を待ってる

金のかからない愛が嫉ましい

月明かりの下盗んで逃げる

神も仏も現世に居ないのなら

見逃してくれよ…

ちょっと魔が差して

百鬼夜行も恐れ慄いて

どっから見ても僕が悪役

確約出来ない策略企てて

すっからかんの心に日が射して

順当な愛を受け取って

そっと延べられた手を振り解いて

また僕は孤独に恋をする

真っ青な顔で逃げて行く

人を傷付け喜んでる

誰彼構わず拳を振り上げる

手を染めた癖に足を洗う

あいつは馬鹿だと笑われる

貴方にこの痛みなどわかるものか

喜怒哀楽も在庫切れだわ

嘘泣きと作り笑いが十八番

つまらない日々に火をつけるなら

いっそこの身体ごと

灰になれよ…

ちょっと魔が差して

百鬼夜行も恐れ慄いて

ぽっかり空いた穴を埋めたい

悪態つくのも退屈なものでしょう

だったら今すぐ僕を満たして

正当な愛に平伏して

ギュッと結ばれた手の縄解いて

また僕は孤独とふたりきり

逃亡の最果てへ

満身創痍でテイクオフ

天性の才能なんて

想像の空論なんで

人生の千秋楽へ

悪役はもう降板です

ああなんて幸福なんだ…

ああなんて幸福なんだ…