

このページをめくったら
ここから先は終わりに向かって、
そこに栞を挟もうよ
昨日までの自分が手を振る事も、
誰かの声が遠くに滲んでく感覚
コーヒー片手に見上げた空あの日の未来に
ありふれた日々に急に胸が詰まるのはなぜ
ひとつを選べば なにかをきっと置き去りに
でも それが人生だって 知ってると君は呟く
さよならありがとうも
言葉にできないの
静かに告げる秋の終わり
背中で聴いていたんだ 交差点の手前で
心のまま自由に 生きていく
♪
この季節が、過ぎたなら
きっとまた違う風が吹くよって
わかってたけど立ち止まる
ふいに誰かの名前を思い出す
帰り道、遠回りして
二度とは戻れない午後に触れる
かけ違えたままのボタンみたいに
少しずつずれてく
見慣れた街のシグナル
なんだか今日は やけに切なく
呼び止めた声 さよならさえも
言えずに残った 擦り減る日々のモノローグ
いま胸の奥でリフレイン
それでもね、
ひとつの願い ふたつの迷い
わすれたふりをしてた本音
このページにそっと挟んでく
♪
さよならありがとも
ちゃんと届いている気がしていた
ひとりきりじゃないっていうことを
夜風がそっと僕に
教えてくれていたんだ
心のまま自由に⋯
さよならありがとうも
言葉にできないの
静かに告げる秋の終わり
背中で聴いていたんだ 交差点の手前で
心のまま自由に 生きていく
言葉よりも難しいけど
誰もいない朝のホームで扉が開いてく
未来の方へ
- 作詞者
asano raincoat
- 作曲者
asano raincoat
- レコーディングエンジニア
福山力也
- ミキシングエンジニア
福山力也
- マスタリングエンジニア
福山力也
- ギター
asano raincoat
- ベースギター
asano raincoat
- ドラム
asano raincoat
- ボーカル
asano raincoat

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- 1
midnight motion
asano raincoat
- 2
Loop
asano raincoat
- ⚫︎
栞
asano raincoat
- 4
Together
asano raincoat
- 5
fly daddy fly
asano raincoat
- 6
antena
asano raincoat
神戸発4ピースバンド asano raincoat が放つ、初のミニアルバム『midnight motion』。
年間70本以上のライブで鍛え上げたグルーヴと一体感をバックボーンに、夜の街を駆け抜ける衝動と心の揺らぎを6曲に閉じ込めた作品。
タイトルトラック「midnight motion」は、ネオンに照らされながら踊るように生きる都市の夜を描いたナンバー。
「Loop」では抜け出せない感情のループを切なくも力強く表現し、
「栞」では別れや変化を受け止めながら前に進む静かな決意を歌い上げる。
「Together」は過去と現在を重ねながらも、変わらない愛を信じるラブソング。
さらに、社会の流れに揺れながらも父としての覚悟を刻む「fly daddy fly」、
人々の感情を映す“アンテナ”を軽快なグルーヴで鳴らす「antena」と、
それぞれが異なる夜の情景を彩る。
生楽器4ピースならではの抜け感あるサウンドとキャッチーなメロディ、
そしてライブで磨かれた熱量をそのままパッケージした1枚。
夜を駆け、心を揺らす——これが asano raincoat のミッドナイトグルーヴ。
アーティスト情報
asano raincoat
神戸発、NEO CITY POPバンド・asano raincoat。 懐かしさと新しさが同居するメロディ、グルーヴィなベースとソリッドなドラム、時に鋭く、時に優しく響くギター。 ジャンルを横断したルーツを持つメンバーが生み出すサウンドは、耳心地の良さの中に、ちゃんとクセがある。 ボーカル・Chikaraのキャラクターもバンドの魅力のひとつ。 ポップで人懐っこいトークと、感情の乗った歌声とのギャップがクセになる。 ライブではしっかり盛り上げにいきつつ、音楽的な“間”や余白も大事にするスタイルで、熱さと心地よさが同居する空間をつくり出す。 気づけば身体が揺れてて、気づけば口ずさんでる。 そんな“ちょうどよさ”を追求する、2020年代のNEO CITY POP。
asano raincoatの他のリリース
asanoma records



