歌詞

冷たい光の向こうで

青い鳥が声もなく飛んでいる

切り取られた写真の笑顔には

本当の涙は映らないよ

文字だけの言葉じゃ

心の隙間は埋められない

空に堕ちて　揺れながら

現実はもっと冷たい街

救いのないふたつの世界で

私はまだ生きている

流れるタイムラインの影に

泡みたいに消える言葉たち

誰も本当は見ていないのに

私の胸はひび割れたまま

届かないやさしさは

指の間から砂みたいにこぼれる

空に堕ちて　夢を揺らして

現実は色を失い冷えていく

嘘でもいい　抱きしめられたら

少しは眠れただろう

通知の雨が降り続け

孤独は心まで凍らせる

誰も救ってくれない世界で

私は風に流される

空に堕ちて　傷を抱き

影の中で声を殺しながら

どちらにも居場所はなくても

それでも私は生きている

空に堕ちて　息も震わせ

現実の底で揺れながら

終わらない孤独の渦に立ち向かい

私はまだ立っている

冷たい光を閉じても

夜の闇は深く胸を刺す

空と現実の狭間で

消えない鼓動を抱きしめて