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インストゥルメンタル・バンドDrugstoreは、ほとんどライブを行わず、ひたすら練習と楽曲制作に没頭するストイックなスタイルを貫いてきた。5時間に及ぶ練習を淡々と繰り返し、ただひたすらに曲を作り続ける。ライブをする時でさえ、彼らは観客に向けて一切の演出を施さない。
合計4台のアンプと、観客側へ向けられたモニタースピーカーが空間を埋め尽くし、轟音が身体を震わせる。その背後で、彼らは掛け声もなく、セトリすら決めずに、その瞬間に最もふさわしい選択肢を直感で選び取る。
そんな彼らが、ライブの中で自然と選び取ってきた楽曲群をまとめたのが今作 「Ground-Zero」 である。ノイズ、ポストパンク、ハードコア、ドゥーム、アンビエントといった多様な影響を感じさせながらも、どこにも属さない独自のジャンルを築き上げた。
ライブでの圧倒的なダイナミクスとは異なる形で、音の持つ純粋な質量と空間性を提示する。Drugstoreが「今の最良」として選び取ったこの一枚、その深淵へと没入する覚悟はできているか。
DRUGSTOREは、2021年に結成されたインストゥルメンタルバンド。結成当初はほぼ楽器の経験がない状態からノイズバンドとして活動をスタート。試行錯誤を重ね、ノイズやハードコアにおける激情性を理性的にコントロールした音楽性、現在のスタイルを確立しました。