灯台と亡霊航路のジャケット写真

歌詞

幽船の甲板

Story Sound-notes

三拍目だけ 長く伸ばして

甲板の木が 古い歌持つ

踏めば低く 返事をする

誰もいないのに 足音だけ

背中の方から 追いかけてくる

灯りは遠く 霧は近い

声を出せば ほどけてしまう

眠れ 起きて 踊れ 止まれ

板の指示に 身を任せ

眠れ 起きて 踊れ 止まれ

誰もいなくても 拍はある

帆の影だけ 空を撫でる

見えない手綱が 風を束ねる

船の名前を 呼べはしない

呼べばきっと ここに縛る

静かなワルツ 遅い螺旋

胸の真ん中 空洞が鳴る

眠れ 起きて 踊れ 止まれ

板の指示に 身を任せ

眠れ 起きて 踊れ 止まれ

誰もいなくても 拍はある

三拍で誓い 二拍で嘘

甲板の木目 涙を吸う

「もう行きなさい」そう聞こえた

揺れる灯筋を 目で追った

眠れ 起きて 踊れ 止まれ

船の心臓に 別れを告げ

眠れ 起きて 踊れ 止まれ

岸の名前へ 舵を切る

  • 作詞者

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  • 作曲者

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  • プロデューサー

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  • その他の楽器

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灯台の記録官である少女が、航路から外れた幽船に“名前”と“帰り道”を返す一夜。

アーティスト情報

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