Lyric

思えばいつも右往左往

心が壊れていく

日々廃れて逃避行

移ろう日常、追いつけない

悪夢の様な妄想、幻聴

誰にも理解されないまま

無常なほどに、惰性で月日を過ごしてきた

拙い幸せ、家族、仕事

信頼、仲間、愛すべき人

大切なものが多すぎるんだ

いくら免罪施したって

どれだけ欲望抑えたって

変わらない心の罪悪が

日々頭の中に突き刺さる

悪夢の様な現実が

狂った自分を見せつける

妬みも、怒りも、苦しみも、涙も

溢れる想いの裏返しだ

誰かがどんなに邪魔したって

僕は変わらず僕のままでいよう

彩りのない白黒の命

あるがままに伝えていきたい

苦しくても叶えたい夢がある

気づけば何かを描いていた

自分の全ての感情を

モノクロの想いを塗り足して

ありのままの彩りを描いた

どれだけ老いても認められない

何百枚描いても報われない

自分の心を切り刻んで

血反吐吐きながらでも描いていく

ただ自由になりたくて

ただ自由に生きたくて

呼吸するように筆を持った

見えるもの全てをキャンバスに

この命尽きるまで、描き続けよう

夢だと思った現実も

妙にリアルな夢さえも

心奥底のプライドが

都合のいいほど脚色（アレンジ）していく

己の耳を切り落としても

己の指を燃やしても

愛する人にも認められない

心も感情も満たされない

けれど真っ白なキャンバスは

いつでも自分のスタートライン

燃えるような意識と情熱で

全てを描き上げていくだけだ

誰にも負けない、誰にも描けない

たくさんの命を生み出した

挫折も後悔も軋轢も

全てをこの手で描いてゆく

自分を追い立てる現実は

容赦なく心を貪って

縋りついて、離れない

不器用な想いがから回った

彩りの無い人生ならば

自分で絵の具を描き足せばいい

机上の空論でも関係ない

気づけばひたすら描いていた

自分の全ての感情を

モノクロの想いを塗り足して

彩りのある命を生み出した

どれだけ老いても認められない

何百枚描いても報われない

自分の心を切り刻んで

血反吐吐きながらでも描いていく

ただ自由になりたくて

ただ自由に生きたくて

呼吸するように筆を持った

見えるもの全てをキャンバスに

この命尽きるまで、描き続けよう