Monochrome Front Cover

Lyric

Monochrome

KENN-YA

誰も知らない顔も心も

冷めた季節の風に攫われた

繋ぐ手と手の感触も

淡く穏やかな感情も

そんな日常の中の色さえも

鮮やかに足早に駆け巡る

影が瞳の先を照らして

雨が心の中を温めた

強く引き寄せった感触も

熱く惹かれた感情も

そんな出来事を飾る色さえも

おもむろに朧気に色褪せる

涙が頬を伝うように

思い出だけ過ぎ去って行く

彩のない日々の中で

陽炎だけ見える

誰も知らない過去の香りも

誰も知らないままでいるだろう

白く風めくるアルバムも

紅く日に染まる時計も

そんな日々の証の色さえも

無自覚に儚げに消えてゆく

涙越しの世界のように

思い出を時が霞ませる

彩のない空の下で

静かに目を閉じる

響く温もりの感触も

甘く爽やかな感情も

そんな作られた世界の色さえも

ささやかに危なげに変わりゆく

涙の跡が乾くように

思い出は忘れ去ってゆく

彩のない夢の中で

瞼覚ましていく

涙のあとの笑みのように

思い出に時は変わりゆく

彩のない明日の中へ

足を踏み入れてく

  • Lyricist

    KENN-YA

  • Composer

    KENN-YA

Monochrome Front Cover

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    Monochrome

    KENN-YA

心破れた世界の彩はモノクローム

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