歌詞

見上げた空

晴れ渡っていくよどこまでも

あなたをそこに溶かしたままで

青く澄んだように見えた

その一瞬の夏時間の中に

そこにいた確かさを思い出している

鮮やかなままでいつまでもそこに

一年前のことだから

まだ思い出にするには早過ぎて

それでももうそこにいないことは確かだから

どうしたらいいのかわからないんだけどね

とにかく最後に「ありがとう」は言えた

気がするんだ

喧嘩別れだったとしても

まあそういうふうに思っていたいんだ

時間が経つのは遅くはないから

かといって早いとも限らなくって

止まったように感じて

立ち止まってしまう時もあるみたい

それでも顔を上げてみればほら

見上げた空

晴れ渡っていくよどこまでも

あなたをそこに溶かしたままで

青く澄んだように見えた

その一瞬の夏時間の中に

そこにいた確かさを思い出している

鮮やかなままでいつまでもそこに

悲しみを抱えたままでも前に

前に進んでいくことはできるよ

失う前には戻れないんだから

それに決して失われないものだって

持っているんだから

この胸の奥の中には

その思い出のようなもの

まだ思い出にするには早過ぎるもの