Lyric

頭に流れる染み付いたこのメロディー

ここから抜け出せと　何度もけしかけてくる

錆びた鉄格子　冷たい無言の部屋で

今日も膝を抱える　遠い世界を夢見て

きっと ずっと憧れ続けてきただろう

もう一度あの大空に

今すぐ迎えに行きたい

この錆び付いた手で

君にだけは見抜かれた嘘

鎖で繋がれた空想

愛想笑いの二人 このまま

変われない僕は檻の中

絶望の中見上げた天井 今はまだ灰色のまま

思い出すのはいつか見た気がした 青い空

何度も流れる繰り返すこのメロディー

「その本物の心取り戻せ今この手で」

そう音もなく開かれたドア

恐れながらも踏み出した

閉ざされたと思っていたのは

僕の手で鍵をかけていた

君にだけは分かってた真実(こたえ)

鎖なんてただの空想

愛想笑いなどやめてほら

変わり始めてく檻の外

不安を抱えて見上げた空　あの頃の青色のまま

取り戻すのさいつか見た笑顔を　心のまま