リリース日: 2026/10/04
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『血の綿』
夕方も。
6時に
なるころ。
ベランダに
出たらさ。
それはもう。
赤らんだ綿が。
広がって。
息をのんだよ。
空に
綿が。
散りばめられて。
太陽の血を。
吸ってしまったと。
思うんだよね。
太陽の血は。
湿っぽく
ないんだよね。
今。
あの綿から。
血が流れたら。
どんな色なんだろうと。
想像するんだけど。
いつまでも。
乾いていて。
綿に血は。
通ってないんだと。
綿に血は。
通ってないんだよ。
血管の様に。
見えるのに。
血の綿は。
誰そ彼も。
分からずに。
空に。
綿を散らす
僕が見えて。
太陽の血が。
こびりついている。
これは。
今日だけなんだと。
今日は。
今日だけなんだと。
血の綿は。
手を伸ばした様に。
広がって
いるんだけど。
血が。
通っているのは。
僕であり。
君の手は。
乾いた血だらけだね。
太陽の血は。
湿っぽく
ないんだよね。
今。
あの綿から。
血が流れたら。
どんな色なんだろうと。
想像するんだけど。
いつまでも。
乾いていて。
綿に血は。
通ってないんだと。
綿に血は。
通ってないんだよ。
血管の様に。
見えるのに。
血の綿は。
誰そ彼も。
分からずに。
今日一日。
10分間しか。
見れない光景を。
見ては。
なんとも言えない。
10分間と。
赤く染まった綿は。
乾いていて。
誰そ彼が。
太陽の血を。
浴びたんだよ。
誰そ彼も。
太陽の血を。
浴びたんだよ。
綿も。
僕も。
太陽の血を。
浴びた。
ただそれだけ。
何かを救う文章は書けません。 ただ、世界の見え方を少し変える文章を書いています。 日常の中のファンタジー 答えのない風景 空気のような詩。 nonoinfinity
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