カーテンの隙間から滲む青インクが
悪意もなく笑う
相変わらず僕は眠れない 汗ばむ肌にシャツが
ずっとまとわりついて離れないな
壁が白い 肌が白い あとはあのケーキも
胃がもたれるくらい 純粋に無垢を押し付ける
視界に入るもの全てが 意志を持つように見えた
貴方が好きって言うから
騙されたフリしてあげたの
ありきたりな台詞だけど
白めいた錠剤を転がして 朝の気配を感じている
さよならだけ残る部屋の中
錯覚 ゴミ箱に投げて
鈍い音が響く
暗澹とした気分が晴れました
本当の事は神様も貴方も誰も知らない
オオカミに見えるのなら 口を開けて
否定なんてしないから
貴方の優しさ 目障りです
綺麗事で蓋をしないで
言いたい事も 言えないから
どこまでも体裁を繕って 顔色を伺うばかりだ
最低 脆いナイフ くすぶる喉の奥
回想に耽るように 心は息をする
鬱陶しいくらいなんだ
どうにもならないことは どうでもいいじゃないか
自分勝手に生きていくことは楽だし
誰かに傷付けられることもないし
ありがちなベルトコンベアに
揺られていくくらいなら
価値のあるもの 移り行くもの
貴方が好きって言うなら
どうでもいいことばっかりだな
言い訳なんてしなくたって 自由なのにさ
あの頃の流行を切り刻んでぐちゃぐちゃにできる
選択肢が 中空ぶら下がり僕を見ている
前髪が揺れている 規則正しい朝
さよならが曲がってしまった
少し回りくどいけど これでよかった
- Lyricist
imasu
- Composer
imasu
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