想う風の跡 (feat. 重音テト)のジャケット写真

歌詞

想う風の跡 (feat. 重音テト)

HalheE

蝉時雨が鳴り止まぬ中で

風鈴の音が囁くように聴こえる

幼い頃駆け回った神社の境内は

不思議な面影残して無くなってた

‹演奏›

稲わら焼く匂い嫌っていた夕暮れは

煙立ち上げて何処へ流れて行く

どこか儚い物語の結末のように

次の世を唄う始まりのように

今宵も変わらず祭り囃子が

賑わいを魅せ屋台が盛り立ててる

小さな手を大きく振って

こっちおいでよと大はしゃぎの大笑顔

風よ吹けよ悦び乗せて

彷徨える魂よ安らかに

夜は鳴くよ願いを込めて

細やかな花捧げましょう

手と手合わせ瞼の裏に

いつまでも残る夢の跡

想い描きいつまでも

忘れないように

‹演奏›

夜燈が照らす涼しく開けた道に

影が揺れて踊るように見える

懐かしい声が耳元で囁く

優しく侘しく忘れないでと

遠くの空に花火が咲いて

瞬く間に消えていくけれど

心の中に残る火の粉は

消えずにずっと焦がし続ける

祭りの終わり静かに訪れ

人々は家路を急ぐ中

一人立ち尽くす私の想いは

過去と未来を繋ぐ橋渡し

風よ吹けよ想いを乗せて

新たな旅路へと誘って

夜は語る夢の続きを

星の煌き見守られて

手と手取り合い歩んだ景色

感触も胸に温かく

呼吸の中で生き続けて

忘れないように

‹エンディング›

  • 作詞

    HalheE

  • 作曲

    HalheE

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