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歌詞

私小説

石川キャミー

私は絵を描いた とても綺麗な絵

真っ赤な口唇 それだけ

首筋のキャンバス あなたは被写体ね

愛は混ぜるほど 綺麗ね

上手ではないとしても 大事にしてね

私は詩を書いた とても素敵な詩

おはようとおやすみ それだけ

あなたに送るメール 今日はこれだけね

だから寂しんでね 泣いてね

名作とは言えないけれど 大事にしてね

もうその心を その声を 物語らせて

果てしないほど 気が狂うほど

長い話を 長い話を

もうあなたを 私を 表紙で閉じて

もう行かないで ねぇ 行かないで どこへも

私は歌を書いた とても静かな歌

溜息と瞬き それだけ

たまに口ずさんであなたにあげるから

ちゃんと聞いてよね いいね

音痴とか笑わないでね 抱きしめてよね

この話 このページを

めくるたび 触れるたび

私はきっと思い出す

鮮明に 何遍でもあなたを

もうその心を その声を 物語らせて

果てしないほど 気が狂うほど

長い話を 長い話を もう

私はあなたといた かけがえのない日々

ただ横で過ごす それだけ

私の絵も詩も歌も好きだと言って

まだ好きと言って それだけ

  • 作詞

    石川キャミー

  • 作曲

    石川キャミー

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    私小説

    石川キャミー

前作「辞書/メイ - single」から2ヶ月連続リリースとなる本作。「私」のお話であるようで「あなた」の話。決して独り言でも他人事でもない、小説。

アーティスト情報

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