歌詞

君が残したマグカップ

洗えないままシンクの隅

会いたいなんて言えないけど

夜が深くて眠れない

わざと平気な顔をして

心はいつもズタズタで

バカみたいにまだ探してる

君の名前を

君のいない部屋

静かすぎて息がつまる

「好き」って言葉を隠したまま

何度も壊れそうになる

コンビニで見かけた恋人たち

知らんぷりして目をそらした

本当は羨ましいんだって

素直に言えたら楽なのに

強がるほどに弱くなる

笑うたび胸が痛くなる

それでも君を嫌いになれない

どうしようもなく

君のいない部屋

冷たい風が窓を叩く

置き去りにされた思い出だけ

まだ私を縛っている

君がいたら、それだけでよかった

だけど今は、君はいない