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歌詞

盲目の鳥

伊藤真白

盲目の鳥が地面から足を離す時

それは落鳥の始まり

他の鳥が飛ぶ姿も見たことがない

どんな風に飛ぶのだろう

然る可く

どの位の力で羽ばたけば

どれ位の高度に達するのかも解らない

上昇が怖い

然る可く

一度飛ぶと

飛び続けるしかない

着地が怖い

ところが何かの物音に驚いた拍子で鳥は

思わず翼をはためかせてしまう

今までにない感覚

然る可く

本能的にきっと空中に

いるのであろうと理解するも

木の枝に衝突からの失速

螺旋の落下

地面を叩くも状況が飲み込めず

回転している樣は

まるで

命の尽きる蝉のようだ

底の無い場所へと導く翼を持ち

この残酷な翼を持ちながら

生きる意味を探すのか

盲目の鳥が地面から足を離す時

それは落鳥の始まり

盲目の鳥が地面から足を離す時

それは落鳥の始まり

  • 作詞

    mashiro momo

  • 作曲

    mashiro momo

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精神世界を描くトータルアルバム

非日常や浮世離れしたものを
愛、死、セックスを柱に
彼女なりに深く掘り下げた
伊藤真白の考えるサイケデリック

アーティスト情報

lune blanc Records

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