Lyric

昨日から降り続いている雨は

暮れる 暮れる 夕焼けにそっと馴染んだ

誹謗とか中傷の類は

揺れる 揺れる 自意識のドッペルゲンガー

相対的ナンセンス

駄目だと言われたくなかった

その気持ちがもう駄目だった

自暴自棄になれたらましだった

君だけじゃないよ

夜の寂しさと文字の冷たさに

心を擦り減らしているのは

雨に 此の雨に涙を隠して仕舞えば

暫くは生きていけそうだ

埠頭から見渡す景色は

曇る 曇る 海原に嫉妬を混ぜた

怒号とか叱責の発露は

酷く 脆く 醜さを証明してんだ

絶対的なんです

誰かと違いたくなかった

いや 誰とも違えなかった

孤独だけが取り柄の僕は

孤独にすら届かなかった

駄目だと言われたくなかった

その気持ちは本当だった

自己肯定するには遅かった

君だけじゃないよ

夜の寂しさと文字の冷たさに

心を擦り減らしているのは

雨に 此の雨に涙を隠して仕舞えば

暫くは生きていけそうだ

此の儘でいいよ

夜の寂しさも文字の冷たさも

心を擦り減らしていくもの全て

もう全て 涙で隠して仕舞えば

此れからも生きていけそうだ

嗚呼