歌詞

熱帯の荒波に打たれて

僕は自分自身に問いかける

心　体　存在

彼は岩だと言うけれど

君は島だと言ってくれた

サンゴも　魚も　知らない

今にも消えそうな身体を蝕む

島でも岩でも良い

僕自身を見つめて

僕の身体はもう海の中

君が見てるのは僕じゃない

コンクリートのハリボテは

偽りの僕なんだ

僕はいつまでも君の海守る

100年もの時を超えて

コンクリに固められても

沈みゆく僕を歴史に刻むよ

風だけが激しく叫んでる

幾千もの夜を過ごしてきた

君が　僕を　知るまで

唸りをあげ暴れる波は

僕の体を削り殺してく

島でも　岩でも　消えてく

どちらも本当の僕自身を知らない

島でも岩でもいい

誰も知らない僕がいる

僕は遊園地や映画館にはなれない

生きること以外はできない

何もないこの場所で

存在を示すだけ

僕はいつまでも君の海守る

100年もの時を超えて

コンクリに固められても

沈みゆく僕を歴史に刻むよ