Lyric

リッツが好きだと言ったら　「ひとりでリッツパーティーやるの？」と

あの子に笑って言われた　何年か前の夏

あの子の飲み屋に行った　明け方お客は僕一人に

ドアの鍵をかけて　あの子に襲われた　ふざけて

大きな胸に挟まれて　はしゃいでいた　真夜中

とうもろこしご飯　持たせてくれた

あの子が死んだと聞いた　駅の　ホームで倒れて　そのまま

さすがの僕も　ちょっとしばらくは

あの子に今度会えたら　ちゃんと優しくしようかと

半年前メールしたけど　返ってこなかった

やっぱり嫌われたのかと　取り返し　つかないね

僕は東京から　離れたから　何も知らなかった

この前　スキマバイトで　介護施設で働いた

ゆっくり死を待つ人達の　紙おむつを替えた

ふっとあの子を思った　あの死に方はよかったのかも

だけど本当は　本当はもっと話したかった

リッツが好きだと言ったら　「ひとりでリッツパーティーやるの？」と

あの子に笑って言われた　暑かった夏の夜

リッツパーティーへようこそ　僕は時々一人で開いてる

リッツパーティーへようこそ　お酒は何でもあるよ

リッツパーティーへようこそ　バターやジャム　好きにつけて

リッツパーティーへようこそ　君ともっと話したかった

君ともっと話したかった　君ともっと遊びたかった