

首を吊るように電球 芝居の死体 役者
つくじってみては顔のうえを通過する
鳥が食べるまえのわたしは見窄らしく 陸をはしる
窓外を疑い 自分だけのうたがいい
おまえの服を汚す おれの飛沫が 昨日みた夢の批評家
後悔にまみれた存在だ 歌いな
低脳なソナーだ 壊れかけている 完全に壊れるまで使い切る フライング
ベータ版のカタストロフ 嘔吐する
コンコンと降る白い粉が 水気もなく額 肩
西日 叩いたら浮かぶ埃 吸い込んでしまうまえにとめる息
よけるきみ きみをよけるきみのきみによろけるきみ
移民のきみは小気味よくうたう ときに不気味に
豪気にわが身 重荷とし落とした森の下だ
わたしはひとと等しいと信じこの格子から抜け出した
本能はすべてを可能にする 路傍とすべては凍りつく
横にする花瓶の水を止めているおれの執着が
グシャグシャになった愚者の葬列を止める 起きろと蹴る
この身 溶ける降雪は短命だ 雨だ 不完全であることをやめた
完全に病めたエントロピー メメントモリ
セメントの檻と星を塞ぐ外に暗く空一面の鳥
この指先で岸辺の縁取りをなぞっている 荒波は削るおれ 残せるか
その余命をそれている 恐れていることも忘れているこの情景
朧げに溺れているような私生活だ
みえるか床に浮かぶ家具やマグ 水面の奥で首を吊るように電球
溢れおちる全部 ペンケースの金具 かなぐり捨てていくフォレスト
デスと接合する 交わらない星の朗読は空を泳ぎ 水を飛ぶコンドル
の後頭部を追うような欲求がある 永遠につかまる
絨毯が巻く淡くも鋭い感覚の永住地
愚民の前十字靭帯 断絶の月の原住民は高く
石を積む天空に 眠りよりも儚い表現の結晶化
全能なる透過 それは劣等感 共感も他者も生き埋めにするぞ この行間
補完するひとのこころ こどもの頃のモノローグ ものを置くとその音の懐かしさ
扱いが難しい餓鬼は踠きながらきょうも窓外を疑い 自分だけのうたがいい
首を吊るように電球 芝居のしたい役者
つくじってみては顔のうえを通過する
鳥が食べるまえのわたしは見窄らしく 陸をはしる
窓外を疑い 自分だけのうたがいい
- 作詞者
Sonarr
- 作曲者
Sonarr

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ストリーミング / ダウンロード
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胸像
Sonarr
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Multi_Verse
Sonarr
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Sonarr
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砂
Sonarr
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Sonarr
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Sonarr