歌詞

色の無い様な毎日に

狭い宇宙が今日も咲く

身に覚えのない季節と

眩暈がする様な感覚だけ

大人になればなるほど

笑い方を忘れてしまうの

年をとる度に夜が長くなっていく

今でも、君のことも分かったフリ

何も言えないまま

形の無いこの場所で、明日が今日になる

僕らだけの小さな宇宙だ

大気圏さえも飛び越えて

夜が明けるまで、終わらない話を

前も見えない小さな宇宙で

僕らは偶然出会えたんだ

目蓋が閉じるまで、くだらない話を

君だけの声を

< 演奏 >

名前も知らない花に

何故に僕らは水をやる？

味の無い明日に、

君は淡い期待をするような素振り

「青春なんて無いのなら

何を理由に僕は悩むの？」

君の言葉さえ、僕の口癖になる

昔の自分を馬鹿にできたなら

どれほど良いことか

変えたい過去の数だけ

前に進んでいる

いつの日か、大逆転のストーリー

この手だけで描くんだって

君との約束は、夢のまた夢のよう

翼のない僕の背は疾うに

飛べやしないと叫んでるんだ

僕に教えてよ

台風の目にさえ、光は射すことを

< 演奏 >

きっと、ただの言葉が

今なら色付いて見えるから

微睡む様な声の全てに形があるから

もし、この声が届かないほどに離れたとしても

巡り合ってまた、笑い合えるから

僕らだけの

僕らだけの小さな宇宙だ。

大気圏さえも飛び越えて、

夜が明けるまで、終わらない話を。

前も見えない小さな宇宙で

僕らは偶然出会えたんだ。

目蓋が閉じるまで、くだらない話を。

耳を塞いでも、君の声の全てが

僕には届くよ

ただ言葉が今なら色付いて見えるんだ

夜も彩るような

いつか僕らは遠い何処かでまた出会い

色鮮やかなその声だけで

夜が明けるまで