歌詞

‪‪街の色んな聲が聞こえた‬

‪聴こえたくない聲も聴こえた‬

‪けど一つ綺麗な聲、見つけたよ‬

‪山に囲まれた街、木霊して‬

‪今日が無事に昨日になるまで‬

‪起きてても、いいかな‬

‪あなたの聲が繰り返している‬

‪あの口癖が巡り巡ってる‬

‪今はそれがとても、苦しいの‬

‪時々あなたになってしまう‬

‪気づかずあなたを真似てしまう‬

‪今はそれがとても、恥ずかしいの‬

曇り宙、聲が聞こえる

ほら近づく雨が聞こえる

帰れない街を想っている

忘れない忘れたいなんて

悶えている頭の「聲」

街の色んな声が聞こえた

聞こえたくない聲も聴こえた

けど一つ綺麗な歌見つけたよ

夕暮れ土手を一人歩いて

自転車がすれ違う瞬間

歌うその歌がふと聞こえたの

‪眠れない時は耳を澄ませて‬

‪一番小さな音を探すと‬

‪気づかないうちに夢の中いるの‬

‪国道の聲、踏切の聲、‬

‪川崎さん家の犬の聲、‬

‪遠く鳥の聲

‪遠い夏の聲

‪教室の隅、‬

‪君が呼ぶ‬

‪聲‬

‪目蓋の中に浮かぶ色模様‬

‪宇宙の名残‬

‪蠢いては消える‬

‪外界の聲も消えてゆく‬

‪夜‬