Lyric

やっと透明になった私は

夜の街を駆け抜ける

誰ひとりと気づかない

振り返られることもあり得ない

遠くで呼ぶ声がしたけど気にしない

なにも残す跡はないと思うの

左右も分からないままに

人混みをすり抜ける

何ひとつと寄越さない

未完成な私は留まらない

欠けたパーツ集めた

まるで幽霊のように

ここにダイブしたって

君は気づかないんでしょう？

どうして私のない世界は綺麗で

今さら戻ることもないと思うの

もう実体なんて要らないの

君のそばから離れないよ

夢を前に語る過去の涙

今なら聞けるかな

取り憑きの身…！

ずっと境界を彷徨ったまま

夜の街に夢を見る

地に足はついてない

憑いてるのは私の方でしょ

欠けた小月に願うの

どうか幽霊みたいに

ここにステイしたって

君に見えてないんでしょう？

ホントに私のない世界は綺麗ね

今さら戻ることもないと思うの

もう未練だなんて言わないの

君の想いを目に焼き付けて

ゆっくり昇化してるのよ

今なら言えるかな

実体なんて要らないの

君のそばから離れないよ

夢を前に語る過去の涙

今なら聞けるかな

取り憑きの身…！