歌詞

君の吐いた言葉を掬った夜に

夏の嘘が藍を往く

僕の泣いた記憶の片隅に

君の癖が疾うに往く

ねえ、また来年って口に出した

君は左の手で

髪を衝いた、月が射した

音を欠いた、夏が去った

君の吐いた言葉を掬った夜に

夏の嘘が藍を往く

僕の泣いた記憶の片隅に

君の癖が疾うに往く

ただ、霞む空が通り往く

ねえ、また明日って口に出した

君は記憶の中

髪を衝いた、僕を刺した

夢を描いた、夏が去った

夏の噓に染まっていた

君の癖なら知っていた

泣いて笑った君の表情に

僕は見惚れてたんだから

夏の嘘に眩んでいた

君の癖なら知っていた

から

君の吐いた言葉を掬った夜に

夏の空に会いを往く

僕の泣いた記憶の片隅に

君の夢を透過する

君の吐いた言葉を掬った夜に

夏の嘘が愛と往く

僕の泣いた記憶の片隅に

君の癖が遠く往く

まだ、君の声を覚えている

ただ、霞む空が通り往く