エピローグのジャケット写真

歌詞

エピローグ

Velvetbound

間違いだらけ すれ違いは慣れてるんだって

彼女は言う

街は今少し 忙しなく

その溜息なんてふっと消え飛んでいく

嘘も上手に着こなせば

いつの間にか馴染んできたし

心ばかり痩せてしまって

別に平気よ 平気だけど

いつものようにね 家事もこなして

忙しさで誤魔化して

強がり一つで溢れないだけさ

甘苦いケーキをひとくち頬張った

交わりあってはすぐに解ける

知恵の輪みたいなあのオブジェのよう

彼は少しだけ 嘘をまぶして

家路を急ぐ 渋滞を抜ける

「安くなっていたから。」と

背伸びして手にしたプレゼント

喜んでもらえますようにと

願いながら 描きながら

「明日晴れたら海でも見に行こう

雨が降ったら君の好きな映画を」

当たり前じゃないありふれた日々に

彼のハートはじんわりと温まった

恥じらいなんてない 道化師は他人の幸せ探している

顔の見えないふざけた意見より

その笑顔は拡散していく

歩道橋の上 人だかり

綱渡りも怖くない

遠くに見えたあの子が

少しでも笑ってくれたら

街は夕暮れ 沸き起こる拍手の向こうでは

誰かが泣いてる

世界を変えるようなことはできないけど

せめて愛する誰かの世界くらいは

どんな悲劇も受け止めるための

エピローグは誰もが持ってる

ほんの少しでも交わりあえたなら

心同士でぎゅっと抱きしめあいましょう

  • 作詞者

    Yutaro Kawahara

  • 作曲者

    Yutaro Kawahara

  • プロデューサー

    Yutaro Kawahara

  • 共同プロデューサー

    Ryuji Shimomura

  • レコーディングエンジニア

    Yutaro Kawahara

  • ミキシングエンジニア

    Yutaro Kawahara

  • ドラム

    Ryuji Shimomura

  • キーボード

    Yutaro Kawahara

  • シンセサイザー

    Yutaro Kawahara

  • ボーカル

    Yutaro Kawahara

  • バックグラウンドボーカル

    Yutaro Kawahara

エピローグのジャケット写真

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    エピローグ

    Velvetbound

日常の虚勢や優しい嘘、誰かを幸せにしたいと願う気持ちを物語として切り取った現代版「Piano Man」とも呼べる曲。Spotifyのプレイリスト「キラキラポップジャパン」にも選出された前作「月と北極星」のスケール感は残しつつも、より日常に寄り添える優しい歌になっている。

アーティスト情報

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