Chapter: Nearendのジャケット写真

歌詞

色の無い芸術

fulusu

枯れない花

正しくあるため 枯れる

消えない赤

貴女の劣等を

理解してみたかったのに

触れない声に耳を澄ますと

動けない水面に涙落とせず

火をつける誰かの背中

あぁ、

彼の愛した色の無い芸術が

燃えてゆく 音もなく

誰かの笑い声が逆撫でる情熱は

人知れず降り積もる影

間違いだらけだ

曇った時代 晴れず

海岸に花束

砂にまみれ 汚れていく

眠れずに夜の朝

夢の続き なぞる筆先

ざらついた雨の匂い

全てが嫌い

貴女が描いた白と黒の

その狭間で私は

おかしくなって

答えを知ってしまう

腐ってしまった私の美学

奪っていった貴女の罪を

数えて 気づいて 奪って 犯して

私の愛を

くだらない

味がない

血が足りない

お前に救いは必要ない

キリがない

価値が無い

深みがない

誰一人それを見ちゃくれない

くだらない

味がない

血が足りない

お前に救いは必要ない

キリがない

価値が無い

深みがない

誰一人それを見ちゃくれない

死を選ぶ事が悪いことか

ただ考えていた

僕を愛してくれない芸術に

手を伸ばせば触れそうな程に

気が触れる 彼の目に赤

哀しみが消える度

色を増す芸術は誰?

  • 作詞

    Joseph Gen

  • 作曲

    Joseph Gen

  • プロデューサー

    Joseph Gen

Chapter: Nearendのジャケット写真

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fulusuがたどり着いた一つの到達点とも言える4曲入りの今作。楽曲一つ一つが彼らが出した答えであり、タイトル"Chapter:Nearend"の通り、その答えも彼らにとっては"終わり"ではなく、通過点に過ぎない。
「原点回帰」を感じる楽曲たちは、ただ回帰するだけでなく、バンドの体制変化とともに、確かな音楽的変態を遂げている。

アーティスト情報

  • fulusu

    東京で活動する4ピースバンド。1st EP "Chapter: Scientists"が高い評価を浴び、海外を中心にリスナーを獲得。留学していたボーカルJoseph Genの帰国後から新体制での活動をスタートさせ、初の流通盤となるMini Album "The Nativity"では再度高い評価を受ける。2021年暮れには"Chapter: Nearend"をリリースし、レコ発企画として行ったワンマンライブでは「公開作曲&即演奏」や「過去曲全曲披露」などが話題を呼び、ソールドアウトを達成した。

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