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歌詞

華火

Onnyomi

思い立ったんだ

伝えたいことがある

今、唄にして届けたいから

君に会いたくて

いてもたっても

いられなくなったんだ

眠れずにいた

もしも、明日が来なかったらなんて考えて

高鳴る胸の鼓動

走れ 場所ではなく その人の方へ

ユラユラ舞い散る華火の如く

刹那のように輝かせてよ今

止まらないで

二度とは戻らぬこの時に「、」を打て

言いたいことは躊躇などせず伝えて

明日に保証なんてない

「会いたくなって」

ただそれだけの理由

全速力で駆け抜けていく

僕を君は笑うかい

高鼾の街 僕の想い

響け 耳ではなく 心の方へ

ユリの象した華火は消えた

絶後の今をかき乱してよ ほら

止まらないで

二度とは戻らぬあの時に「。」を打て

振り返り見りゃ みんな笑って

未来を泳ぎ渡っているんだ

手の届かない場所で

あれは光ってる

笑って泣いて怒って黙って

傷ついて傷つけた

あの日の僕らを笑うように

ユラユラ舞い散る華火の如く

刹那のように輝かしてよ今

止まらないで

二度とは戻らぬこの時に「愛」を歌え

言いたいことは躊躇などせず伝えて

明日に保証なんてない

  • 作詞

    宇月浮世

  • 作曲

    宇月浮世

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今YouTube上で大人気のアニメ「ピュティフィ」。
それを手掛ける宇月浮世による音楽プロジェクト「Onnyomi」。
アニメ主題歌/挿入歌の「デンパ」「華火」を含む全7曲の初アルバム。
青春の色も、ほろ苦い恋の味も、挑戦的な音も楽しめるびっくり箱のような内容になっている。
どこか懐かしく、それでいて新しい。

本人達は、「大人の部活」という名の「本気の遊び」をコンセプトにしているということで、なるほど確かに「放課後」の空気感も感じられる。
というのも、一聴して楽曲は洗練されているかというと、まだ荒削りではある。
しかし、それは「忘れることの出来ない運動会」や「友達との何気ない雑談」を思い出させる。
決して完璧ではないが、その未熟さが「完璧を求めすぎる現代」に優しさとなって寄り添ってくれる。

これでいいのだ。これがいいのだ。

今時、ピッチだって、タイミングだって調整すれば誰だって完璧に揃えられる。
そんな時代だからこそ等身大で表現する彼らは眩しく思える。
遠方にいるメンバーとオンラインで収録した曲もあるということで、まさに令和的なアーティストと言えるだろう。

これからの活躍を期待したい。

アーティスト情報

  • Onnyomi

    Onnyomi.読み方は“オンヨミ”。 Vocalのmanicoと作詞作曲の宇月浮世を中心に結成された日本のロックバンド。 彼女の歌声は1万人に1人しかいないと言われている【1/F ゆらぎ】という周波数を持っている。 本気の遊び・・・《大人の部活》というコンセプトで活動中。

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