事切れたような君の肩に
触れたくて、すり抜けた。
浮かぶ哄笑の雨
鮮烈な激痛と次ぐ須臾の快感
汚水を被る僕のことなんかさ
君は見向きもしなかったじゃんか
もし君と居れるなら
死にたくなかったな。
世界の隅の隅を旅したよね
あの頃は楽しかったな
僕の嫌いの中の唯一だよ
君は幸せでいて。
思い残したのは君のこと
縋り付いて、沈み込んだ儘
浮かぶ幼少の情景
君の背の青をずっと未だに探しているんだ
回想
教室の隅っこに零れ落ちた微笑は
幸福に満ち満ちていた。
見知らぬ街角に駄菓子屋を見つけて
「世界が広がったね」と笑い合ったよね
僕は本を読み、君は絵を描いたね
好きも嫌いも違かったよね
でも君と居る世界はちっぽけだなんて思えなかった
世界の隅の隅を旅したよね
あの頃はほんとに楽しかったんだ
僕の大事な君へと届くように
「ごめんね、泣かないで」と願った。
- 作詞
sidore
- 作曲
sidore
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- 1
投影と独白
sidore
- 2
残香に縋る
sidore
- 3
静寂を聴く
sidore
- 4
天啓に背く
sidore
- ⚫︎
彼岸に渡る
sidore
- 6
雨音を辿る
sidore
- 7
烏有に帰す
sidore
- 8
終末を紡ぐ
sidore
アーティスト情報
sidore
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