中年不思議国

1992年に活動を開始した、日本のアカペラ界でも草分け的なグループ香港好運（ホンコンラッキーズ）。
1997年に井の頭公園の野外ステージでゲリラ的に行うイベント「アカペラ公園」を立ち上げて以来、生声を通じて響き合うアカペラの魅力に突き動かされ、ライブを中心とした演奏活動を加速。1999年からはデックス東京ビーチ、池袋サンシャインシティ、丸ビル、クイーンズスクエア横浜など大型商業施設でのフリーライブへの出演が続き、これらを通じてトライトーン、ラグフェアといったプロのアカペラグループに加え、渡辺香津美やタケカワユキヒデらのミュージシャンと幸運にも共演を果たす。これらと平行して、アカペラのオムニバスCDへの参加、アカペラ教習本のDVDに出演するなど、一気に活動の幅を広げる。2003年には、ライブハウス「多作」の杮落としとなったThe Real Group来日公演のレセプションパーティで演奏、また同ライブハウスでのThe House Jacksのオープニングアクトに出演。
本作「中年不思議国（中年ワンダーランド）」は、幾見雅博氏作・プロデュースによるアカペラ・オムニバス「Giant Steps Vol.2」（2006年）への参加に際し、同氏から書き下ろし作品として提供された、ポップで熱い「中年世代への応援歌」である。
2005年より自主企画のワンマンライブをスタートさせ、以後毎年欠かさず年末に観客一体型のステージを繰り広げている。
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