Linguish Front Cover

Lyric

wine red les paul type

the Includes

「どうせいくらかっこつけても生涯 何千万」なんて金に換算して

張り合っちゃったりしてる チェーンだらけ長財布の少年少女

え?

急に息絶えちまった

やりがいや成果 ぼやけた絶対?

価値を持ったもの持ったもん勝ち

エゴとバイアスの波状攻撃

自分以外を小馬鹿にして

なんだか勝っている気になって

歯にはさがっちゃってるスジだって

見えないからいつも見ないふりしている

悩んだり 泣いたり 悲劇ぶったり

行ったり来たり 行き当たりばったり

「ねぇ、何がしたかったの?」

「なんでそんなイラついてんの?」

きっとダレカサマに評価されて 何十年ものたうち回る

いくら気張ってみても 爆音はアンプからしか鳴らないのです

聞きたいことはそんなんじゃないよ

もっと最大無限の妄想を!

ワインレッドのレスポールタイプ

開けたら中身は詰まってねぇ

ねぇ

何回も何回も 段階を踏んで

人生の壮大な レールを知っていく

9.99割の 出生が笑顔で蹂躙する

「What`s up? 」って ほざかれてんの

見たくないもんにゃ布をかぶせられて

もがいて もがいて

でも 「一番じゃなきゃ意味がない」なんて!

無理きかしたって 無視されて

意思も意識も少しずつなくなって

「今日はもう、明日から‥‥‥」って

もう 腐っちまいそう!

やりたいことはそんなんじゃないよ

もっと最大無限の妄想を!

ワインレッドのレスポールタイプ

僕の心満たしてくれ

消えてしまいたいよ どこかへもう

こんなマイナスめいた想像も

ワインレッドのレスポールタイプ

かき鳴らして もう

なんとなくかっこつけさせて

ナンセンスなその考えさえ

もう最大無限の妄想で

ワインレッドのレスポールタイプ

今だけは踊らせてくれ

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    the Includes

the Includesはアコースティックギターによる弾き語りをメインに、これまでウインドオーケストラ、ロック、ジャズなど様々なジャンル・プレイスタイルの音楽を経験しており、2020年前後からはさらにボーカロイドやDJプレイ、既存のバンドのコピーなどにも挑戦しています。

多様な音楽体験を経たうえで改めて「音楽」と向き合ってみると、「音楽」というひとつの分野にも、ジャンルや楽器、パートによって全く異なる考え方、演奏をしていることに気付きました。
リズムの違いや音域の違い、ジャンルにおけるアイデンティティやそれぞれの社会的背景に目を向けると、「音楽」というものは、全て同じように「演奏されて他者に届くもの」でありながら、実は全く違う性質や文化・バックグラウンドを持つ―――それぞれの国で話される異なる言語のようだと感じています。


今回のアルバムは、そんな『音楽とは言語に似ている』という思いから「Linguistic(=言語学的な)」と「~sh(のような)」という2語をつなぎ合わせた「Linguish」という造語でアルバムタイトルを飾りました。英語に寄せているのはなんとなくかっこいいという理由と、一度聞いてわからない言葉で、このアルバムを取り巻くものごとより深く考えてもらいたかったからです。


「Linguish」に収録された曲群は、the Includesならではの歌詞を重要視して書かれた『歌』がアルバムをかたどっています。普段のライブと違って、バンド形式での録音になっていますが、まずはポップスに近い見方で楽しんでいただけたらと思っています。
サビを楽しむ・曲全体を楽しむ、歌詞に注目する、各楽器隊に焦点を当てる、アルバムの機能として曲と曲の繋がりを考察する……このアルバムだけでも様々な楽しみ方があるので、是非何度も聞いて毎度新しい発見をしてもらえると嬉しいです。



また、現在the Includesとしては、異なるジャンルのプレイヤーが異なるジャンルの旨味に気付ける機会がなかなかない(≒異なる言語圏の人が理解しあえない)ことに課題を感じています。

そこで、2024年は「Linguish」をリリースするにあたり、地元愛知県内で「Aliens 2024」という、一度のライブで多様なスタイルのアーティストのステージに触れてもらい、今まで以上に多角的に音楽を楽しんでもらえるためのライブセットを開催しています。

勿論、the Includesの楽曲を楽しんでいただくことは前提として、the Includesをとりまく、全く異なる文脈を持った「音楽」に会いにライブにも顔を出していただけたらと思っています。

Artist Profile

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